AWSのDTO無料枠でS3コスト削減を狙ったら、Boxの1TB/月帯域制限に気づいた話

はじめに

株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(以下、JIW)の森田です。

JIWでは、ドライブレコーダーやドローンで撮影した動画・画像に対してAIを活用し、 道路のひび割れ・道路構造物・サビなど、インフラ点検の支援を行っています。

あるプロジェクトでは、約300TBのデータをAmazon S3に長期保管していました。
最大の論点は「月額コストをどう圧縮するか」です。

この課題に向き合う中で、複数のストレージサービスやクラウド事業者のプログラムを調査しました。
本記事では、その過程で見えてきた

  • 状況別の現実的な対応案
  • 各サービスの特性を理解するうえで押さえておきたいポイント

を共有します。


対象読者

本記事は、主に次のような方を想定しています。

  • Boxへのデータ移行を検討している方
  • 数十〜数百TBクラスの長期保管データのコスト最適化を検討している方
  • DTO(Data Transfer Out)無料化の流れやEU Data Actの影響が気になっている方

背景・目的

データの特性

インフラ点検業務では、次のような特性を持つデータを大量に抱えることになります。

  • すぐには消せない(いつか使う可能性がある)
  • 平常時のアクセス頻度は低い
  • いざ使うとなったら、即時〜数分以内にはアクセスしたい

性質としては、いわゆる「コールドストレージ」に分類されるストレージ要件です。

調査した選択肢

この課題に取り組む中で、以下の選択肢を検討・調査しました。

  • Boxの「無制限ストレージ」への移行検討
  • 欧州データ法(EU Data Act)を契機としたDTO(Data Transfer Out)無料化のトレンド[1][2][3][4]
  • AWSの中だけで S3ストレージコストを削減する方法[8]
  • AWS以外のストレージサービスを選択肢に含める方法[10][11][12]

前提と用語整理

想定シナリオ

今回の検討対象となったデータの前提は以下です。

項目 内容
データ総量 約300TB
特性 削除できない/アクセス頻度は低い/アクセス時は即時性が必要
保存先 Amazon S3(複数バケット)
主な課題 月額ストレージコストの圧縮
制約 将来の参照可能性を維持すること

この前提から、候補となるのは大きく次の3つです。

  • S3ストレージクラスの見直し(Glacier系など)[8]
  • 他社クラウド/専用オブジェクトストレージへの退避[10][11]
  • DTO無料/減額プログラムの活用[1][4][5][12]

DTO(Data Transfer Out)とは

DTOは、クラウドからインターネットや他クラウド、オンプレ環境へデータを出すときに発生する転送料金を指します。

AWSでは「リージョンからインターネットへの送信」に対してGBあたりの料金が設定されており、 これがいわゆる「出口コスト」としてスイッチングの障壁になりがちです。[6]


Box移行検討でわかった「帯域制限」の重要性

Boxの「Unlimited storage」を調査してわかったこと

Boxのエンタープライズ系プランでは、「Unlimited storage(ストレージ無制限)」が提供されています。 300TBクラスのデータを抱える立場から見ると、非常に魅力的に見えます。

しかし、詳細を調べていく中で、帯域(アップロード+ダウンロード)のFair Use制限の存在が見えてきました。[9]

BoxのFair Use Policyでは、次のように定義されています。[9]

Each individual or User is limited to a total usage of 1 TB of Bandwidth per month.[9]

つまり、1ユーザーあたり月間1TBまでがFair Useの目安です。 単一アカウント(=1ユーザー)で300TBを移行しようとすると、理論上300ヶ月(25年)かかる計算になります。

実際には、

  • 複数ユーザーで並列にアップロードする
  • Box側と個別に相談し、一時的な帯域増強や例外対応を打診する

といった現実的な選択肢がありますが、今回のように「短期間で300TB規模を一気に移行したい」ケースでは、

  • ストレージ容量だけでなく帯域制限も設計上の制約になる
  • 事前に移行計画をきちんと相談しておかないと、「終わらない移行」になり得る

ということが分かりました。

大容量データ移行時の事前確認ポイント

今回の調査を通じて、大容量データの移行検討時には、少なくとも以下の観点を事前確認する必要があると感じました。

チェック項目 見るべきポイント
ストレージ容量 「無制限」と書いてあっても、その単位(ユーザー単位/テナント単位など)を確認
帯域(Bandwidth) 月間アップロード+ダウンロードの上限。ユーザー単位/組織単位のFair Useの有無
ドキュメントの場所 日本語ページだけでなく、英語の規約・Fair Use Policy本文を確認する[9]
回避余地 契約オプションやサポート経由で帯域を増やせるか/一時的な緩和が可能か

EU Data ActとDTO無料化の動き

EU Data Actのクラウドスイッチング規定

欧州データ法(EU Data Act、Regulation (EU) 2023/2854)は、データ利活用の促進とともに、 クラウドロックインの緩和を重要な目的の1つとして掲げています。[1][2]

特に「クラウドスイッチング」に関する条文(Chapter VI)では、 スイッチング手数料(Switching charges)やDTOを含むエグレス課金の扱いが段階的に規定されています。[1][3][4]

タイムラインをざっくり整理すると、以下のイメージです。[1][4]

日付 内容
2025年9月12日 Data Actの多くの規定が適用開始(クラウドスイッチング関連義務もここから適用)
〜2027年1月11日 スイッチング手数料は「コストベース」のみ許容(原価回収レベルまで)
2027年1月12日以降 スイッチング手数料の禁止(DTOを含むエグレス課金による追加利益は認められない方向性)

この流れを受けて、主要クラウドベンダーは

  • DTO無料化プログラム
  • マルチクラウド間転送の無償化(例:Google CloudのData Transfer Essentials)[12]

など、「スイッチングしやすい」料金体系を相次いで打ち出しています。[5][12]

AWSのDTO無料プログラム(公式情報ベース)

AWSは2024年3月5日の公式ブログで、 他クラウドやオンプレ環境へ移行する場合にDTOを無料とするプログラムを発表しています。[5]

主なポイントを整理すると、以下の通りです。

  • 対象

    • AWSリージョンからインターネットへのDTO(他クラウド/オンプレへの移行目的)[5]
  • 基本ルール

    • すべての顧客に対して、月間100GBまでのDTO無料枠が恒久的に提供されている(AWS Free Tierの一部)[6][7]
    • CloudFrontからのDTOも、月間1TBまで無料の枠がある(こちらも恒久)[6][7]
  • 追加で無料枠を拡大したい場合

    • 「移行のための一時的なトラフィック」であること
    • AWSサポートに連絡し、移行計画(対象サービス・データ量・期間など)を共有したうえで申請する[5]
    • 承認された場合、対象DTO分の料金がクレジットで相殺される[5]
  • 2025年9月30日のアップデート時点の情報では:

    • 移行に伴うDTO無料プログラムの利用は、原則90日以内に移行を完了させることが前提[5]
    • 90日を超える場合は、AWSサポートへの事前連絡が必須
    • 「月間100GBを超えるDTOでなければサポート申請できない」という条件は撤廃済み

このプログラムは、すべてのリージョンのAWS顧客を対象としており、EU Data Actの方向性に沿った施策と説明されています。[1][5]

まとめると、DTO無料プログラムを活用する際には、以下の点を意識する必要があります。

  1. 公式ブログやFAQに記載された共通条件を確認し、最新の情報を把握すること[5][6][7]
  2. 自社の移行計画(対象データ量・期間・移行先など)を明文化し、その前提で無理のないスケジュールを組むこと
  3. 疑問点があれば早めにAWSサポートや営業担当に相談し、適用可否や運用条件を確認すること

また、これらを踏まえたうえで、少し余裕のあるスケジュールで移行計画を立てておくことが重要です。


AWSの中でS3コストを減らす選択肢

DTO無料で「外に出る」前に、「まずAWS内でどこまで最適化できるか」を検討する価値は高いです。 300TBクラスでも効いてきそうな代表的な施策をピックアップします。[8]

ストレージクラスの見直し

代表的なS3ストレージクラスをざっくり整理すると、次のようなイメージです。[8]

クラス名 用途イメージ 特徴(ざっくり)
S3 Standard 頻繁アクセス 高性能だが単価は最も高いクラス
S3 Intelligent-Tiering アクセスパターンが読めない アクセス頻度に応じて自動で階層を切替、取り出し料金なし
S3 Standard-IA / One Zone-IA たまにしか読まない 保存単価は安いが、取り出し料金あり
S3 Glacier Instant / Flexible Retrieval 年に数回程度のアクセス 取り出しレイテンシあり。保存単価はさらに安価
S3 Glacier Deep Archive ほとんど読まない長期アーカイブ TB単価が最安クラス。取り出しに数時間+取り出し料金あり

特にS3 Glacier Deep Archiveは、S3 Standardと比べてGB単価が1/20程度と、 オーダーが一つ以上違うレベルで安価です。[8]

そのため、「消せないがほぼ読まない」データについては、 アクセス要件を満たす範囲でDeep Archiveに寄せるだけで、月額コストを大きく削減できるケースがあります。[8]

S3 Intelligent-Tieringの検討ポイント

S3 Intelligent-Tieringは、アクセスパターンが読めないデータに対して便利な選択肢です。 S3が自動でアクセス頻度を監視し、適切なストレージ層に移動してくれるため、運用負荷を抑えつつコスト最適化ができます。[8]

一方で、大量の画像ファイルなど、オブジェクト数が非常に多い場合は、次の点に注意が必要です。

  • Intelligent-Tieringでは、128KB以上のオブジェクトに対してオブジェクト監視・自動階層化の料金が発生する
  • オブジェクト数が極端に多い場合、この監視・自動化料金が無視できない金額になることがある
  • 128KB未満のオブジェクトは自動階層化の対象外で、常にFrequent Access相当の料金で課金される(監視料金はかからない)

今回のような「動画・画像データが大量にある」ケースでは、次のような判断基準を設けました。

  • アクセスパターンが明確なデータ

    • ライフサイクルルールで明示的にGlacier系へ移行
  • アクセスパターンが不明確で、かつファイルサイズが大きめ(数MB以上)

    • Intelligent-Tieringの利用を検討
  • 小さなファイルが大量にあるデータ

    • 後述のオブジェクト集約(s3tarなど)でまとめてからアーカイブする案を検討

Storage Lensとライフサイクルルール

S3 Storage Lensを有効化すると、アカウント全体のストレージ利用状況を俯瞰できます。[8]

代表的な使い方は次のフローです。

  1. Storage Lensで「コストインパクトが大きいバケット」を特定
  2. 対象バケットに対して、ライフサイクルルールを設計・適用

    • 例:

      • 最終アクセスから90日経過 → Glacier
      • 365日以上アクセスなし → Deep Archive
      • 古いオブジェクトバージョンを一定期間で削除
      • 未完了マルチパートアップロードを一定日数で破棄

「古いデータから順に安い階層へ落としていく仕組み」を組み込んでおくことで、 将来のS3コストの暴騰を抑えやすくなります。[8]

オブジェクト集約(s3tarなど)

大量の小さなファイルをそのままS3に置いている場合、

  • PUT/LISTリクエスト回数
  • オブジェクトメタデータの管理コスト

も無視できなくなってきます。

例えば、s3tarでファイルをまとめて1オブジェクトにし、Glacierに移行するアーキテクチャを採用する方法があります。

「ファイル単位でピンポイントに復旧したい」という要件が薄いアーカイブ用途であれば、 一定期間ごとにまとめてTAR化 → Glacier系へ退避といったパターンも有力な選択肢になります。


AWSを使わない場合のストレージ選択肢

DTO無料プログラムやEU Data Actの影響により、 他社クラウド/専用オブジェクトストレージを候補に含める現実味も増しています。[1][4][5][12]

ここでは、「どのベンダーが良いか」ではなく、カテゴリごとの選択肢の整理にフォーカスします。

他メガクラウドのアーカイブ層

Microsoft AzureやGoogle Cloudなど、他のメガクラウドもS3 Glacierに相当するアーカイブ向けストレージを提供しています。

  • Azure Blob Storage: Hot / Cool / Cold / Archive など
  • Google Cloud Storage: Standard / Nearline / Coldline / Archive など

さらにGoogle Cloudは、EU/UK向けに「Data Transfer Essentials」という無償のマルチクラウド転送サービスを提供開始しています。[12]

  • EU Data Actの原則(マルチクラウド/スイッチング容易性)に応える位置づけ
  • EU/UKの顧客向けに、特定条件を満たすマルチクラウド間転送のエグレス料金を0円にする[12]

メリット

  • 大手クラウドのコンプライアンス・認証を活用しやすい
  • 既存システムとの連携資料・SDKが豊富

注意点

  • AWSからDTOを出す際は、AWS側DTO無料プログラムとの組み合わせを検討[5]
  • クラウドごとに料金・取り出し制約・リージョン制限が異なる[8][12]

専用オブジェクトストレージ(Backblaze B2 / Wasabiなど)

S3互換API+シンプルな料金体系を特徴とする専用オブジェクトストレージも、有力な選択肢です。

Backblaze B2の例

Backblaze B2 Cloud Storageの価格表では、おおよそ以下の条件が提示されています。[10]

  • ストレージ: 約$6 / TB / 月
  • 「Free egress up to 3x storage」ルール

    • 「平均月間ストレージ量の3倍までのダウンロードは無料」
    • それを超えた分は$0.01/GB

Wasabiの例

Wasabi Hot Cloud Storageは、「No fees for egress or API requests」を打ち出しています。[11]

  • ストレージ料金はTBあたりの固定単価(例:$6.99/TB/月)
  • egress・APIリクエストは無料
  • 代わりに、最低保持期間(90日)や最低利用容量などの条件がある[11]

ざっくり比較イメージ

サービス egressポリシーの特徴 備考
AWS S3(通常利用) DTO課金あり(100GB/月の無料枠+DTO無料プログラムあり) DTO無料プログラムは「移行時向け」[5][6][7]
Backblaze B2 月間平均ストレージ量の3倍までegress無料 S3互換API・シンプルな従量課金[10]
Wasabi egress / APIリクエストともに無料 最低保持期間や最低容量などに注意[11]

メリット

  • 料金モデルがシンプルで予測しやすい
  • S3互換APIのため、既存ツール/SDKをそのまま流用しやすい

注意点

  • データレジデンシ(どの国・地域にデータが置かれるか)
  • 自社のコンプライアンス・セキュリティ要件との整合
  • サービスの継続性、サポート体制、ベンダーの事業規模[10][11]

まとめ:状況別の選択肢

ここまでの内容を踏まえ、データ容量とアクセスパターン別に、現実的なアプローチを整理します。

状況別の推奨アプローチ

データ容量 アクセス頻度 必要なアクセス速度 推奨アプローチ 備考
〜1TB 低頻度 即時〜数分 Box移行を検討 帯域制限(1TB/月/ユーザー)内で移行可能。複数ユーザー並列も選択肢[9]
〜1TB 低頻度 12時間以内でOK S3 Glacier Deep Archive AWS内で完結。TB単価は最安クラス[8]
1TB〜100TB ほぼアクセスなし 12〜48時間でOK S3 Glacier Deep Archive まずAWS内最適化を優先[8]
1TB〜100TB 月数回程度 数分〜数時間 S3 Intelligent-Tiering または S3 Glacier Flexible Retrieval ファイルサイズが大きい(数MB以上)場合はIntelligent-Tieringも有力[8]
100TB以上 ほぼアクセスなし 数日でもOK DTO無料プログラム+オンプレ(HDD/NAS) カスタマーサポートに相談。審査通過が前提[5]
100TB以上 ほぼアクセスなし 即時〜数時間 DTO無料プログラム+他クラウド B2(3倍egress無料)、Wasabi(egress無料)など[5][10][11]
100TB以上 月数回程度 数分〜数時間 S3 Glacier Flexible Retrieval AWS内での最適化を優先。Expedited/Standard/Bulk取得を使い分け[8]

小容量データ(〜1TB)の場合の追加オプション

1TB未満のデータであれば、より柔軟な選択肢もとりやすくなります。

  • Box移行

    • 帯域制限内で移行しやすく、Unlimited storageプランなら追加ストレージ費用無しで収容可能[9]
  • DTO無料プログラムの活用

    • 月間100GBのDTO無料枠と組み合わせれば、数ヶ月に分けて段階的に退避することも現実的[6][7]
  • オンプレ保存(HDD/NAS)

    • DTO無料プログラムが承認されれば、ローカル保存に切り替えたうえで、バックアップ戦略を自前で設計することも可能[5]

各アプローチの重要ポイント

1. AWS内での最適化(第一優先)

  • Storage Lensで現状分析して、コストインパクトの大きいバケットを特定[8]
  • ライフサイクルルールで自動的にGlacier系へ移行
  • オブジェクト集約(s3tar)で小さなファイルをまとめてからアーカイブ
  • まずは「AWS内でやり切る」ことで、DTOコストや移行リスクを最小化[5][8]

2. Box移行を検討する場合

  • 帯域制限(1TB/月/ユーザー)を事前に把握[9]
  • データ量に応じて、複数ユーザーでの並列化や分割移行を設計
  • 数十TB〜の移行では、移行期間がボトルネックになる可能性が高い

3. DTO無料プログラムを利用する場合

  • 早い段階でAWSカスタマーサポートに相談[5]
  • 移行先(他クラウド/オンプレ)、データ量、期間を含む移行計画を明文化
  • 公開情報はアップデートされるため、最新の公式ドキュメントを随時確認する[5][6][7]
  • 国内での適用事例は、現時点では多くないと考えられるため、検証的に小さな案件から試すのも選択肢

4. 他社ストレージを選択する場合

  • データレジデンシ(どの国・地域にデータが置かれるか)
  • コンプライアンス要件(業法・顧客契約・社内規程)との整合性
  • ベンダーのサービス継続性・サポート体制・事業規模[10][11][12]

共通して重要なポイント

  1. 「無制限ストレージ」には帯域制限が存在する可能性が高い

    • 容量だけでなく、どれだけの速度/期間で移行できるかを必ず確認する[9]
  2. S3 Intelligent-Tieringは万能ではない

    • 小さいオブジェクトが大量にある場合、監視料金や128KB未満オブジェクトの扱いに注意[8]
  3. DTO無料プログラムは「事前相談」が前提

    • 公式条件に加え、自社のケースに関する運用条件を確認し、書面レベルで認識合わせしておく[5][6][7]
  4. まずはAWS内での最適化をやり切る

    • Storage Lens/ライフサイクル/Glacier系/s3tarといったベーシックな施策でも、TB単価を桁レベルで落とせるケースがある[8]

執筆者について

森田 賢徳 株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク 開発部 開発担当 ソフトウェアチーム

担当業務

  • Waymark Noteのフルスタック開発(iOS/Swift)
  • Raspberry Piを用いたドローン連携制御によるリアルタイムAI開発
  • 道路等のひび割れ・パッチ等検出のAI開発
  • その他、インフラ点検に関する多様な開発業務

免責事項

本記事に記載された情報は、2025年11月時点での公開情報および筆者の検証・ヒアリング結果に基づくものです。

  • 各サービスの料金体系、機能、制限事項等は予告なく変更される場合があります
  • 本記事の内容を実践される際は、必ず各サービスの最新の公式ドキュメントをご確認ください[1][5][8][9][10][11][12]
  • 特にAWS DTO無料プログラムの適用条件は、個別の状況・審査・時期によって異なる可能性があります[5]
  • 本記事の情報に基づいて行われた意思決定や実装により生じた損害について、筆者および所属組織は一切の責任を負いかねます

商標について

本記事で言及されている製品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

  • Amazon Web Services、AWS、Amazon S3、Amazon S3 Glacier、Amazon CloudFront、AWS Direct Connectは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です
  • Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です
  • Google Cloud、Google Cloud Storageは、Google LLCの商標です
  • Boxは、Box, Inc.の登録商標です
  • Backblaze、Backblaze B2は、Backblaze, Inc.の商標です
  • Wasabiは、Wasabi Technologies, Inc.の商標です
  • Raspberry Piは、Raspberry Pi Foundationの商標です
  • その他、本文中に記載されている会社名、製品名、サービス名等は、各社の商標または登録商標です

本記事は特定の製品やサービスを推奨するものではなく、技術的な調査結果・設計観点の共有を目的としています。


参考リンク

本文中で触れた主な公開情報へのリンクです(いずれも2025年11月時点で参照)。

EU Data Act関連

  1. EU Data Act 公式テキスト(Regulation (EU) 2023/2854)
    https://eur-lex.europa.eu/eli/reg/2023/2854/oj/eng
  2. European Commission「Data Act」概要ページ
    https://digital-strategy.ec.europa.eu/en/policies/data-act
  3. Taylor Wessing「EU Data Act FAQs」
    https://www.taylorwessing.com/de/global-data-hub/2025/eu-data-act---understanding-the-issues/gdh---eu-data-act-faqs
  4. Deloitte「Cloud switching under the EU Data Act」
    https://www.deloitte.com/dl/en/services/legal/perspectives/cloud-switching-eu-data-act.html

AWS DTO関連

  1. AWS DTO無料プログラム(Free data transfer out to internet when moving out of AWS)
    https://aws.amazon.com/blogs/aws/free-data-transfer-out-to-internet-when-moving-out-of-aws/
  2. AWS Global Network FAQs(DTO 100GB無料枠 等)
    https://aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructure/global-network/faqs/
  3. AWS Free Tier における DTO 100GB 無料拡張
    https://aws.amazon.com/blogs/aws/aws-free-tier-data-transfer-expansion-100-gb-from-regions-and-1-tb-from-amazon-cloudfront-per-month/
  4. Amazon S3 Pricing
    https://aws.amazon.com/s3/pricing/

Box関連

  1. Box Fair Use Policy
    https://www.box.com/legal/fairusepolicy

その他ストレージサービス

  1. Backblaze B2 Cloud Storage Pricing
    https://www.backblaze.com/cloud-storage/pricing
  2. Wasabi Hot Cloud Storage Pricing
    https://wasabi.com/pricing
  3. Google Cloud「Data Transfer Essentials」
    https://cloud.google.com/blog/products/networking/new-for-the-uk-and-eu-no-cost-multicloud-data-transfer-essentials

© NTT WEST, Inc.