オンプレミスのAIエージェントを作ってみた(Dify × vLLM × MCP)

1. はじめに NTT西日本の鈴木*1です。 生成AIの活用が進む中、多くのエンジニアが次に注目しているのが「AIエージェント」です。 この記事では、機密性の高い会議情報を外部に出さず、オンプレミス環境内で完結して動作する「会議メモ要約&フォルダ格納AIエ…

「生成AIプラットフォーム、どう違う?」RAGの実装体験で比較するAWS・Azure(Microsoft Foundry)・Dify 〜最新LLM Claude Sonnet 4.5 / GPT-5.2の特徴もチェック〜

NTT西日本の倉田による、生成AIプラットフォームの実装体験比較レポートです。AWS、Azure(Microsoft Foundry)、Difyの3環境でRAG構築サイクルを実際に回し、「いま導入するならどこがいい?」という疑問を実務者の視点で検証しました。最新モデル(Claude …

OpenCV を使って写真位置合わせプログラムを作ってみた

はじめに 株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークの川邉です。 当社はNTT西日本の子会社で、ドローン×画像解析AIを活用したインフラ点検を主に行っています。 本稿では、同じ場所を撮影した2枚の写真の特徴点を取得することで、同じような位置・角度で撮…

【AWS×生成AI連載|ガバクラ運用の効率化~後編】「AIを疑う」ことで信頼を築く。Step Functionsと視覚的答え合わせによる自律型デプロイの完成

はじめに:信頼性を技術で担保するということ NTT西日本 1年目の野村です。私は現在、生成AIを活用したインフラ運用の高度化に取り組んでいます。 生成AIは業務効率化の「有効な手段」として期待される一方、ハルシネーション(情報の誤り)への懸念から、特…

【AWS×生成AI連載|ガバクラ運用の効率化~前編】ガバクラ運用の司令塔にBedrock Agentを。精度を極めるAPI設計とJSONL正規化で挑むインフラ自律化

はじめに NTT西日本 1年目社員の野村です。私は現在、生成AIを活用したインフラ運用の高度化に取り組んでいます。 生成AIは業務効率化の「有効な手段」として期待されていますが、ハルシネーション(情報の誤り)への懸念から、特に正確性と透明性が求められ…

OpenNebula 7.0 検証レポート:iSCSI共有ストレージ環境における Live Migration と Persistent Image の実装検証

1. はじめに 1.1. 検証の背景と目的 1.2. 対象読者 1.3. 検証条件 2. OpenNebulaの特徴と位置づけ 2.1. OpenNebulaとは 2.2. 他の仮想化基盤との比較 2.3. 最重要ポイント:ディスクイメージの扱い方の違い 3. 検証環境の構築 3.1. 環境概要 3.1.1. 最終構成 …

Amazon Qでどこまでできるのか?~3.トラブルシューティング編~

はじめに NTT西日本エンタープライズビジネス営業部の吉田泰隆です。 本記事ではAWSが提供する生成AIアシスタント「Amazon Q」の性能を3つの観点で検証・評価してみました。 1観点1記事、合計3つの連載となりますので、最後までお読みいただけると嬉しい…

国産LLM tsuzumiでRAGを作る 実測比較で見る精度と応答

AI

はじめに NTTビジネスソリューションズの辻本です。 この記事では、NTTの国産LLM「tsuzumi」を用いたRAG実装をガイドするとともに、ベースモデル(RAGなし)とRAG構成を同一の質問で実行し、精度・応答時間の実測値に基づいて効果を比較検証した結果を紹介し…

Amazon Qでどこまでできるのか?~2.セキュリティ編~

はじめに NTT西日本エンタープライズビジネス営業部の吉田泰隆です。 本記事ではAWSが提供する生成AIアシスタント「Amazon Q」の性能を3つの観点で検証・評価してみました。 1観点1記事、合計3つの連載となりますので、最後までお読みいただけると嬉しい…

【個人開発の第一歩】ブラウザだけで完結!データ保持の基本「LocalStorageとIndexedDB」をわかりやすく解説

はじめに NTT西日本の中川です。 本記事ではフロントエンド(ブラウザ)だけで利用できるデータの保持方法とデータベースサービスを厳選してご紹介します。 本記事は、2025年12月時点の情報に基づきます。 対象読者 本記事が想定する対象読者は次の通りです…

Amazon Qでどこまでできるのか?~1.リソースコントロール編~

はじめに NTT西日本エンタープライズビジネス営業部の吉田泰隆です。 本記事ではAWSが提供する生成AIアシスタント「Amazon Q」の性能を3つの観点で検証・評価してみました。 1観点1記事、合計3つの連載となりますので、最後までお読みいただけると嬉しい…

2025年 アドベントカレンダー

NTT WEST Engineers' Blog事務局の真木です。 NTT西日本グループの公式ブログで初めてのアドベントカレンダーを実施させていただき、多くの技術者が企画に参加し、様々な魅力的な記事を書いてくれました!今回のアドベント記事をまとめましたので、見逃した…

Tableau×生成AIをもとに考えるデータ分析と生成AIの未来

はじめに NTT西日本の酒井です。本記事ではTableauという分析ツールの生成AI機能を触りながらデータ分析と生成AIの未来について考察します。内容は記事執筆時点(2025年12月16日)時点の情報に基づきます。 対象読者 この記事は以下のような人を対象に書いてい…

初心者エンジニアがCrewAIを活用して情報収集を自動化してみた

0. はじめに 1. 対象読者 2. 執筆の背景 3. AIエージェントとは? 3-1. AIエージェントのコアコンポーネント 3-2. 代表的なAIエージェントフレームワーク 3-3. 今回活用したAIエージェント:CrewAIについて 4. AIエージェントの実装 4-1. 実装の目的 4-2. プ…

Webブラウザでのみ設定可能な装置の管理自動化アプリをSeleniumで作ってみた

はじめに こんにちは、NTTフィールドテクノの福田です。 今回は、業務環境の改善のために導入した、ある装置の管理自動化をめざしたものの、Webブラウザでのみ設定可能という仕様上の制約がありましたので、Selenium(Webブラウザ操作の自動化を行うオープン…

Amazon RDS Aurora Serverless v2の利用料削減に取り組んだ話

はじめに 株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークの川邉です。 当社はNTT西日本の子会社で、ドローン×画像解析AIを活用したインフラ点検を主に行っています。 本稿では、Amazon RDS の Aurora Serverless v2 の利用料削減のために調査した内容について記…

Ragas指標を用いたDify製RAGチャットボットの自動評価をやってみた

1. はじめに NTT西日本の伏尾です。 Dify1のようなローコードでLLMアプリケーションを作れるツールが広がり、いわゆる市民開発によるアプリケーションが手軽に作れるようになってきました。 特にRAGチャットボットによる問い合わせ対応の省力化は有力なユー…

AIエージェントはどこまでできる?DifyとLangChainでRAGタスクの精度評価

1.はじめに NTT西日本の大賀です。 先日投稿された「話題のAIエージェント作ってみた(話題のAIエージェントを作ってみた - NTT WEST Engineers' Blog)」では、エンジニアが AI エージェントを 1 から実装する方法について紹介されていました。 今回はより…

aws-nukeで安全なクリーンアップを実現! 必要なリソースを守る実践テクニック5選

1. はじめに NTT西日本の桂川です。 本記事では、AWSリソースを安全にクリーンアップするためのaws-nukeの実践テクニックをご紹介します。 aws-nukeは、AWSアカウント内のリソースを一括で削除できるオープンソースツールです。 便利なツールですが、誤って…

roboflowの物体検出モデル「RF-DETR」の環境を構築してみた

はじめに 株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークの川邉です。 当社はNTT西日本の子会社で、ドローン×画像解析AIを活用したインフラ点検を主に行っています。 本記事では2025年3月にRoboflow社が発表したRF-DETRという物体検出モデルの環境構築を行った際…

Microsoft Purview で実現できる暗号化(秘密度ラベル)とは?仕組み・設定方法・利用イメージについて

1.はじめに NTT西日本の西川と申します。 デジタル化やクラウド化の進展に伴い、情報資産を安全に守る仕組みの重要性が高まっています。 Microsoft Purviewの情報保護機能である秘密度ラベルは、主にMicrosoft 365上の情報資産を分類し、保護する機能です。 …

RAGの精度を上げる7つの方法

はじめに NTT西日本の青木と申します。 生成AIに関する案件を推進しております。 案件推進の中でRAGの精度検証をしましたので知見を共有できればと思いこちらの記事を執筆いたしました。 本記事ではRAGの精度を向上させる7つの方法についてご紹介いたします…

1000円台で筋トレの実行回数カウンターを作ってみた

はじめに こんにちは。NTT西日本ルセントの福井です。 みなさんは、筋トレのときに「動画見ながらやりたいけど数をよく忘れる」「派手なエフェクトがないとモチベーションが維持できない」といったお悩みはないですか? ないですか……。 であれば、何かのタス…

社内で「Difyハンズオン」を開催しました!

はじめに NTT西日本の福田です。 NTT西日本では、生成AI技術を現場で活用し業務改善につなげる取り組みを進めています。 その一環として、社内でDify®が利用できるようになりました。 しかし、どれだけ優れたツールが展開されても、 社員が使いこなせなけれ…

小規模ハードニング競技環境を構築してみた

はじめに NTTビジネスソリューションズの衣川です。 この記事は、私が自作した小規模なハードニング競技環境の構成と設計思想を解説する記事です。 ハードニング競技とは、サーバの脆弱性を減らし、模擬的なサイバー攻撃からサーバを守る競技です。 作成した…

Entra IDでSalesforceへSSO&ユーザー自動プロビジョニング!実践手順まとめ

1.はじめに こんにちは。NTT西日本の谷本です。 今回はMicrosoft Entra IDでSalesforceへのシングルサインオン(SSO)とユーザー自動プロビジョニングの実践的な手順をまとめます。 本記事では、手順を解説するだけでなく、実際にあったエラーとその回避方法も…

AWS API MCP ServerでWebアプリをデプロイする

1. はじめに 2025年12月、AIエージェント(Claude Code, Gemini CLI, Cursorなど)によるAIコーディングが当たり前になる中、AWS構築の進め方も大きく変わりつつあります。 従来、AWSの構築、AWSへのアプリケーションのデプロイといえば、マネジメントコンソ…

GitHub Copilot と Playwright を活用したアプリケーションテスト効率化

はじめに NTTビジネスソリューションズ の 迫です。 Web アプリケーション開発はスピードと品質が強く求められるようになり、テスト工程にかかる負担は増大しています。 本記事では、GitHub Copilot と Playwright を組み合わせて、アプリケーションテストの…

オープンデータから観光ダッシュボードへ~モダンデータスタック実践記(snowflake・dbt・Tableau)~

こんにちは。NTT西日本の谷です。 近年、データドリブンな意思決定の重要性が高まる中、「どのようにデータを整形し、分析できる状態にするか」が課題となっています。今回は、モダンなデータ分析基盤の構築手法として注目されているdbt(data build tool)…

ディジタル回路シミュレータ「SimcirJS」をひさしぶりに使ってみた

はじめに 対象読者 背景・目的 SimcirJSとは まずは触ってみよう JKフリップフロップ回路 まず、フリップフロップとは JKフリップフロップとは クロックとは カウンタ回路を作る 3進カウンタへの道 どうやって3進に 強制リセット なければ作る!? リセット付…

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